★★★★
アメリカはイリノイ州から現れた2人組プログレッシブ・デスメタルバンド、TANDJENTのデビューアルバム。
Tim Stevensonなる人物がG.Vo.B.Dr.Programmingとプロデュース、マスタリングをこなしており、さしずめ、「アメリカのYou Oshima(KADENZZA)」という感じでしょうか。ちなみにもう一人はG.です。これも試聴音源を聞いてすごく気に入ったので購入しました。
現時点ではアメリカのネット通販サイト「CD Baby(当ブログのリンク集参照)」かオフィシャルサイトでしか購入できないようですが、そんな限定発売にしておくのがもったいない出来の良さです。このCDを購入するために初めてCD Babyを利用しました。
新作が絶賛されているプログレ・デスメタルの雄、OPETHほど曲構成は複雑ではなく「軸足はプログレではなく、あくまでもデスメタル」、細かな変拍子を多用しているところにプログレ風味を感じ、耳を捕らえて離しません。
全体的に十分クオリティが高いのですが、①⑤のイントロや⑨(インストゥルメンタル)などインスト部分が非常に魅力的。全体的にさほどVo.の存在を重要視していないように見受けられます。だからと言って決してVo.が下手くそなわけではありませんが。
おそらくリーダートラックであろう③が出色の出来。この曲をはじめ4曲試聴できます。リンク先を改めて貼っておきますので、興味のある方は聴いてみてください。
4曲試聴してみる
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